『今は亡き俳優・米倉斉加年さんはピエロ好き』

ピエロ好きな著名人は数多くいますが、2014年に他界した俳優・米倉斉加年さんもその一人でした。

自分自身がピエロ役を演じたことをきっかけにピエロが好きになったそうです。

米倉斉加年さんは舞台・テレビを中心に様々な役を演じ、主な作品としては「国盗り物語」や「ちりとてちん」、「坂の上の雲」が挙げられます。
劇団民藝などでは演出家としても活躍していました。

米倉斉加年さんは豊かな感性と芸術的な表現力に恵まれ、絵本作家として活動していたことも知られています。
作品『魔法おしえます』『多毛留』は共にボローニャ国際児童図書館でグラフィック賞を受賞。

光村図書が出版している中学1年生の国語教科書に掲載されている、『おとなになれなかった弟たちに…』を知っている方もいるかもしれません。
またピエロ好きが高じて、自らをピエロに見立てた絵を描いたり、「道化口上」と題したエッセイ集も発表していました。