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道化師の名作絵本・いやといったピエロの感想

►本

いやといったピエロ

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作: ミーシャ・ダムジャン
絵: ヨゼフ・ウィルコン
訳: いずみ ちほこ
出版社: らんか社

この作品は、
命令されて動くのではなく、こころを大切にし、
自由なサーカスを夢みてとびだしたピエロと仲間の動物たちの物語です。

ある日、舞台で団長の言うことにピエロが「いやです」と言うピエロと、
いっしょにいやだと主張する動物たちの場面がとても印象的です。

ひとりひとりが得意なことを生かす場を求めて
旅に出たピエロと動物たちが
ぬくもりに溢れた暖かい絵で描かれており
とても愛らしいところも魅力です。

読者が穏やかに見守る気持ちで読み進めることができます。

サーカス飛び出す時の緊張感や
次の一歩に対する不安、
そして、自分達の好きにできるサーカスを作ったときの嬉し涙など、
大人が共感できるシーンが織り込まれています。

子どもの時にこの本を読んだなら
人生の節々で新しいチャレンジをする時、
思い出される一冊となるでしょう。

大人にも、子どもにも、
自由であることの喜びと
新たな挑戦への勇気を与えてくれるお話でした。

いやといったピエロ

いやといったピエロ

  • 作者: ミーシャダムジャン,ヨゼフウィルコン,いずみちほこ
  • 出版社/メーカー: セーラー出版
  • 発売日: 1988/12
  • メディア: 大型本
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